●3日、河南省新郷市八里営村を流れる西孟姜女河が約2kmにわたって真っ赤な「血の川」に変化した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年5月4日 16時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71976&type=0
まるで血の川!水が真っ赤に=企業の違法投棄か―河南省新郷市
2013年5月3日、河南省新郷市八里営村を流れる西孟姜女河が約2kmにわたって真っ赤な「血の川」に変化し、大きな話題となっている。中国新聞社が伝えた。
現地住民によると、西孟姜女河の八里営村を流れる水域はもともと、上下流域と水流の往来がほとんどなく、生活汚水や雨水が流れ込むだけの、悪臭が漂う“死んだ川”だった。
川の付近に工場はなく、川に直接汚水を排出する企業も存在しておらず、赤く変化したのはここ数日のことだという。
新郷市環境監察支隊の張義方(ジャン・イーファン)隊長は「現在、下水道管を利用して川の水を汚水処理場へ引き込み、処理している。
これまでの調査では、COD(化学的酸素要求量)の指標は基準を超えているが、生活汚水としての特徴には合致しており、重金属などは基準を超えていない。
なぜ赤くなったかについてはさらなる調査が必要だ」と話した。
さらに、
「企業がタンクローリーなどを使って汚染物を川に投棄した可能性もあるため、汚染水の成分を調べた上で関連する企業を特定していきたい」
としている。
一方で、上流からきれいな水を引き込み、赤く変化した川を希釈するための作業も進められており、現地の人々は
「汚染水を処理したり薄めれば、指標は改善されるが根本の解決にはならない。
まず汚染の本当の原因を突き止めるべき」
と政府のやり方に疑問を呈している。
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サーチナニュース 2013/05/04(土) 15:59
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0504&f=national_0504_022.shtml
現代人への“血の涙”か…孟姜女、号泣の川が赤く染まる=河南
● 「孟姜女(もう・きょうじょ/メン・ジァンニュー)」と言えば、中国でで極めて広く知られる伝説上の女性だ。
万里の長城建設に徴用された夫が死んだことを知り、孟姜女が号泣すると涙が万里の長城を崩し、川になったとされる。
その「孟姜女の涙の川」が、赤く染まった。(写真は「CNSPHOTO」提供)
赤く染まったのは河南省北部の新郷市を流れる西孟姜女河の約2キロメートル。
地元当局は赤く染まった水をくみ出し、排水処理施設に運び入れて処理している。
今のところ重金属などは検出されておらず、生活排水による汚染の特徴を示しているという。
孟姜女の物語は語り継がれるだけでなく、民謡の素材としても広く知られている。
「涙の川」が「血の色に染まった」
となれば、不吉さを感じる人も多いだろう。
孟姜女は現代人に、何を語ろうとしているのだろうか。
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◆解説◆
孟姜女は始皇帝(紀元前259-同210年)の時代の女性とされる。
夫が万里の長城建設に徴用されてしまい、後を追った。
寒い冬は越せないと思い、厚手の服を持っていったとの言い方もある。
長城建設の現場に行き、夫はすでに死んだと知らされた。
孟姜女が号泣すると、涙が長城を崩し、2条の川――孟姜女河と西孟姜女河――になった。
崩れた長城から、中に塗り込められていた夫の遺体が出てきたという。
民間伝承であり、孟姜女の物語にはいくつかの異なるバージョンがある。
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【自然生態系破壊:中国】
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